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カロヤンガッシュ開発ストーリー
塩化カルプロ二ウムを2%配合し、主成分を倍増させたカロヤンシリーズの最高峰、「カロヤンガッシュ」は、どのように開発されていったのか?今明かされる、研究開発の裏側を追いかけたストーリー!
第一話「時代を読め!」 12
1996年のことだった。その頃、第一三共ヘルスケアヘルスケア事業部では、カロヤンシリーズの拡売について、検討が重ねられていた。その結果、今後の商品開発の方向性として、根強いファンを持つカロヤンアポジカシリーズの強化と共に、思い切って新商品開発に着手することを打ち出すことが決定した。
その会議の席には、当時、マーケティンググループの若手社員であった瀬川剛の姿もあった。瀬川の胸は、いったいどんな商品が生まれるのか期待で膨らんでいた。

1999年12月、いよいよ新商品としてカロヤンアポジカΣが発売される。これは、従来のアポジカシリーズの特性である血管拡張、血流促進に加えて、頭皮殺菌作用のある成分・ヒノキチオールを新たに加えた商品だ。それは、会社として、自負のあるアポジカブランドの名にふさわしい商品だと瀬川は思った。

アポジカΣは、予想通り順調な滑り出しをみせた。しかし、その一方で、瀬川は、もう一つの指針である新商品の開発にも思いを馳せていた。

その頃、商品開発グループでは、新商品開発担当の溝口啓介が日夜、開発に取り組んでいるのだった。
商品開発部を訪れる瀬川に「どんな具合だ?」と問われた溝口は笑顔で答える。
「やはり、今まで培って来たカロヤンシリーズの特性を最大限に生かそうと思っています」。
瀬川に、成分説明を熱く語る溝口の姿に、溝口の商品開発担当者としての熱い想いを感じ取る瀬川。同時にますます新商品への期待が膨らんで行く。
溝口の様子から、恐らく新商品は期待通り、いや、期待を遥かに超えるものが生まれて来ると直感する瀬川だった。しかし、その時は誰も、目の前に長く険しく、そして曲がりくねった坂道があるとは、想像してはいなかったのだ。
※文章中の内容はすべて事実をもとに構成しておりますが、細部の表現などについては一部演出を含んでおります。
また、登場人物の名前は全て仮名です。
カロヤンガッシュ
開発ストーリー
第一話 「時代を読め!」
第二話 「原点に戻れ!」
第三話 「地道に進め!」
カロヤンガッシュ

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